
片想い
キャッチホン中途半端な切られ方
中途半端にすぎていく夜
空っぽのポストに今日も君からの
手紙を待ちぬ秋深まりぬ
片想い励まされつつ励ましつ
結構いい奴女友達
目覚ましを止める右手ももどかしく
もうあと5分寝ていたい朝
にわか雨頼む雷落ちるなと
必死にこぎゆく傘をさしつつ
英単語最後にも一度見なおして
シャーペンを置くほっと息つく
電話などかけてくるからあきらめた
心が揺らぐまた好きになる
雪模様二人眺めて歩きおり
コンビニで買うビニールの傘
猫舌の君にあわせてゆっくりと
ホットミルクを飲む喫茶店
それとない態度で伝わるはずもなく
このまま友達ずっと友達
窓ガラス曇らせながら長電話
凍りゆく夜初雪の夜
秋と冬境界線を雪が引き
今日が最初の冬の日となる
好きな子が好きなサカモトリュウイチを
聞く好きな子を想いつつ聞く
一晩で世界が変わる雪が降る
見慣れたはずの白いグランド
感想なんかもらえるとうれしいですね。
tanakanoh@mail.goo.ne.jp
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